心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに起こることもあります。
そのほか、寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども、「片頭痛」の誘因とされています。
特徴は、体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅することです。
また頭痛以外に吐き気、嘔吐、下痢などの随伴症状があり、光、音、におい、気圧や温度の変化に対し敏感になることも特徴です。
頭痛は数時間程度のこともあれば、3日間くらい続くこともあり、頻度や時間には個人差がありますが、多い人では1週間に1回と周期的に頭痛を繰り返します。
◆対処法
1.温めるのは×、冷やしましょう
冷たいタオルなどを痛む部位に当てると、血管が収縮して痛みの軽減に役立ちます。
一方、入浴やマッサージなどは血管を拡張させるので痛みが増すことになり逆効果に。
吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状はあまり現れず、日常生活への支障も片頭痛ほどではありませんが、数時間で治まる場合や、頭痛が数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあるようです。
◆対処法
1.温めてこりをほぐす
マッサージ、蒸しタオル、半身浴などで温めて、首、肩の筋肉のこりを取り、血行をよくしましょう。
ストレッチも効果的です。